『ロマンシング サガ リ・ユニバース』に登場するバレンヌ帝国の皇子、「ジェラール」。多くのプレイヤー、特に古くからのユーザーの間で「ジェラールはほんと使えない」「パーティの枠を一つ無駄にしている」といった手厳しい評価が定着しています。しかし、その評価は本当に正しいのでしょうか?
この記事では、火力不足と低いステータスから「使えない」と評されがちなジェラールの真価を徹底解剖。彼がアタッカーではなく、パーティ全体を勝利に導く“最強のサポーター”である理由を、具体的な運用方法とともに解説します。
ゲームが苦手なヤスシと、イマドキなめぐの対話を通して、彼の汚名を返上する驚きの実力を見ていきましょう。
めぐー、パーティにジェラールを入れているんだけど、どうにも活躍してくれなくてね…。もしかして、ジェラールはほんとに使えないキャラクターなのかな?
はぁ?ジェラールが使えない?ヤスシ、それいつの時代の話してるわけ?
初期のスタイルだけ見て判断してるとか、マジで終わってるんだけど。
ええっ!?そうなの?だって、攻撃力は低いし、知力も全然高くないから、術の威力も期待できないじゃないか。黄金の鎧が格好いいくらいしか取り柄がないような…。
だから!ジェラールをアタッカーとして使おうとしてる時点で、根本的に間違ってんの!
彼は殴ってダメージを出すキャラじゃない。味方全体を強化したり、回復したりするサポーターやろがい!
サポーター、かい?確かに、味方を強化する技を持っていたような気もするけど…。
でしょ?特に3000万DL記念のスタイルが持ってる「飛光剣」は、BP3で攻撃しながら味方にランダムで強化効果を付与できる超便利な技。
それに「エンペラーユニゾン」を使えば、味方全体の能力を上げつつHPまで回復できるんだから。
なるほど…!僕はただ、ダメージが出ないことばかり気にしていたよ。パーティ全体を強くするのが彼の役割だったんだね。
そういうこと。火力がインフレしてる今の環境で、ジェラールにダメージを求めるのがそもそもお門違い。
彼の真価は、他のアタッカーをどれだけ気持ちよく攻撃させられるかなんだって。
そっかぁ…。一人で戦況を変えるんじゃなくて、みんなを勝たせるための皇帝、ということなんだね。なんだかすごく格好良く思えてきたよ!
やっと分かった?下にジェラールを最強サポーターにするためのポイントをまとめとくから。
ちゃんと読んで、育成枠とか言ってる自分を反省しなよね!
ジェラールを「使えない」はもう古い!最強サポーター運用のススメ
対話パートでジェラールの「使えない」という評価が一変したように、彼の真価はアタッカーとしての性能ではなく、パーティ全体を勝利に導くサポート能力にあります。ここでは、彼を最強のサポーターとして輝かせるための具体的な運用方法を徹底解説します。
「使えない」は昔の話!ジェラールの本当の役割
- ジェラールはダメージを出すアタッカーではなく、味方を強化し、回復するサポーターである
- 低コストの技で、味方にランダムな強化効果をばらまき、パーティ全体の能力を底上げできる
- 大技「エンペラーユニゾン」で、味方全体の能力アップとHP回復を同時に行える
ジェラールが「使えない」と言われていた最大の理由は、多くのプレイヤーが彼をアタッカーとして運用しようとしたことにあります。初期のスタイルは特に腕力や知力の補正が低く、ダメージソースとしては全く期待できません。
しかし、アップデートで追加された3000万DL記念のSSスタイル[バレンヌ皇帝の威]などが登場したことで、彼の評価は一変しました。彼の本当の役割は、自らがダメージを出すのではなく、他のアタッカーの火力を最大限に引き出し、パーティの継戦能力を高めることにあるのです。
最強サポーターへの鍵「飛光剣」と「エンペラーユニゾン」
- 飛光剣(BP3): 攻撃しながら味方一人にランダムな強化(攻撃力アップ、防御力アップなど)を付与する。低コストで連発できるため、バフを途切れさせずに戦える。
- エンペラーユニゾン: 味方全体の全能力を上昇させつつ、HPを回復する。戦況を立て直す切り札となる。
- 陽の号令 / 戦士鼓舞: パーティ全体の陽属性や斬属性の攻撃の与ダメージを底上げする。
ジェラールをサポーターとして運用する上で、中心となるのがこの2つの技です。
技 | 主な効果と使い方 |
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飛光剣 | BP3という低コストながら、攻撃とバフを同時に行える非常に優秀な技。ジェラールは毎ターンこの技を使い、味方アタッカーに強化効果を付与し続けるのが基本の立ち回りとなります。何が強化されるかはランダムですが、その分、戦況に思わぬ好影響を与えることもあります。 |
エンペラーユニゾン | ジェラールの代名詞とも言える必殺技。攻撃、防御、素早さといった全能力を強化しつつ、HPまで回復できる効果は、劣勢を一気に覆すほどのポテンシャルを秘めています。長期戦になりがちな高難易度ボス戦で、その真価を発揮するでしょう。 |
これらの技を駆使し、味方を強化し続けることこそが、ジェラールというキャラクターの正しい使い方なのです。
火力不足を補う編成と立ち回り
- ジェラールはあくまでサポーター。メインアタッカーは別に用意する
- 陽・斬属性のアタッカーと組ませることで、ジェラールのバフ効果を最大限に活かせる
- 回復役をもう一人加えることで、パーティの安定感はさらに増す
ジェラール自身に火力を期待してはいけません。彼のサポート能力を最大限に活かすためには、強力なアタッカーとの連携が不可欠です。
おすすめの組み合わせ例
- 陽・斬アタッカー(レオン、聖王など): ジェラールのアビリティ「陽の号令」や「戦士鼓舞」の恩恵を最大限に受けられるため、相性抜群です。
- 回復役(アーニャなど): ジェラールも回復技を持ちますが、専門のヒーラーをもう一人加えることで、パーティの耐久力は盤石になります。
陣形は、敵の攻撃を引きつけやすい「デザードランス」の先頭に配置し、被弾時に発動するカウンターを狙うのも面白いでしょう。
「ジェラールは使えない」――その評価は、彼の役割を理解していなかった過去のものです。味方を活かし、勝利へ導く皇帝。その真の力に、今こそ目を向ける時です。