虹スキルだけのメモリーなんて無理?継承システム

『学園アイドルマスター』における育成の最終目標の一つ、理想のスキル構成を持つ「メモリー」の作成。特に、強力な虹スキル(SSR相当のスキル)だけを詰め込んだメモリーは、多くのプロデューサーが夢見る理想形です。しかし、キーワードである「虹スキルだけ持たせて確実にサブ用メモリー作るのは難しい」という噂も。今回は、このメモリー継承の複雑な仕様について、ヤスシがめぐに教えを乞うようです。

めぐ、パパ、アイドルの育成に使う「サブメモリー」っていうのを作ろうとしてるんだけど、これがなかなか上手くいかなくて…。

サブメモリーの厳選?あー、それ沼じゃん。マジで大変なやつ。

やっぱりそうなのかい?せっかくだから、プロデュース中に手に入れた「虹スキル」っていうキラキラした強いスキルだけを、メモリーに継承させたいんだけど…。

うわ、それ一番やっちゃダメなやつかも。虹スキルだけでメモリー作ろうとすると、逆にスカスカの弱いメモリーができやすいって言われてるじゃん。

えぇっ、そうなのかい!?強いスキルだけを集めているのに、どうして?

メモリーにスキルが継承されるのって、いくつかの枠があってね。
まず、育てたアイドルが元々持ってるスキルが入る「確定枠」が一つ。

うんうん、それはなんとなくわかるよ。

次に、サポートカードがスキルを持っていれば、それが優先的に入る「サポカ枠」が一つ。
問題は残りの枠で、これはプロデュース中に覚えたスキルの中から、完全にランダムで選ばれるの。

ランダム…そこに虹スキルが選ばれればいいわけだね!

そう思うでしょ?でも、ここが罠でさ。
どうも、虹スキルみたいなレア度が高いスキルって、このランダム枠の抽選にめちゃくちゃ選ばれにくいっぽいんだよね。だから、覚えたスキルが虹スキルだけだと、抽選に全部ハズれて、結果スキルがほとんどないメモリーが完成するってわけ。

なんと…!良かれと思ってやったことが裏目に出てしまうのか。
じゃあ、どうすればいいんだい?

あえてレア度が低いスキルもいくつか覚えさせて、抽選の候補を増やしてあげるとかかな。
とにかく、狙ったスキルを継承させるのは、そういうシステムの仕様を理解してないと無理って感じ。

「虹スキルだけ」のメモリー作成が極めて難しい理由

プロデュースの集大成として生成される「メモリー」。これを他のアイドルの育成に「サブメモリー」として編成することで、ステータスを底上げし、強力なスキルを継承させることができます。しかし、そのスキル継承の仕様は非常に複雑で、特に「虹スキル(SSRスキル)」だけを狙って継承させるのは至難の業です。

メモリーにスキルが継承される仕組み

プロデュース完了時に生成されるメモリーには、育成中に獲得したスキルが以下の3つの枠を通して継承されます。

  1. 【Pアイドル枠】(1個確定)
    プロデュースしたアイドルが固有で持っているスキルの中から1つが必ず継承されます。強化状態も引き継がれる、文字通りの確定枠です。
  2. 【サポート優先枠】(0~1個)
    編成したサポートカードがスキルを所持している場合、その中から1つが優先的に継承されます。これも確定でスキルを引き継げる貴重な枠です。
  3. 【獲得スキル抽選枠】(0~4個)
    上記以外で、プロデュース中に獲得した(強化前後も別スキルとして扱われる)スキルの中から、ランダムに抽選されて継承されます。問題となるのがこの枠です。

虹スキルが継承されにくい「抽選のワナ」

キーワードの核心は、3つ目の「獲得スキル抽選枠」の仕様にあります。公式から確率が明言されているわけではありませんが、多くのプロデューサーの経験則から、以下の傾向が指摘されています。

レア度の高いスキルは抽選確率が低い?

虹スキル(SSRスキル)のような強力なスキルは、このランダム抽選で選ばれる確率が極端に低いと見られています。そのため、プロデュース中に獲得したスキルが虹スキルだけの場合、抽選にことごとく外れてしまい、結果としてこの枠から継承されるスキルが「0個」になってしまうケースが頻発します。

評価ランクも影響する?

プロデュースの最終評価が低いと、スキルの発現率自体が下がる傾向があるようです。特にC+評価以下で生成されたメモリーは、継承されるスキル数が少なくなりがちです。

これらの仕様により、「強いスキルだけ覚えさせれば、強いメモリーができる」という単純な考えが通用せず、むしろ逆効果になってしまうのが、メモリー厳選の最大の難しさと言えるでしょう。

メモリー厳選の基本的な考え方

狙ったスキルを持つメモリーを作成するためには、この抽選の仕様を逆手に取る必要があります。

  • あえて低レアリティのスキルも習得する
    抽選の「母数」を増やすことで、抽選枠が空欄になる事態を避ける。
  • 習得スキルを極限まで絞る
    「レッスンに失敗する」「お出かけを選ぶ」など、意図的にスキル獲得機会を減らし、抽選対象となるスキルの種類を絞り込む。

このように、運と仕様への理解が複雑に絡み合うのがメモリー厳選の奥深さであり、多くのプロデューサーが日夜研究を重ねている分野なのです。

パパです

ヤスシ40歳です。娘と話すきっかけ作りに苦手なスマホゲームを始めました。温かい目で見守ってください!

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